寒い日の外あそび

kazejido

2022年02月07日 12:59

南国沖縄にとっては寒い日が続きますが、子どもたちは様々な活動で活発に体を動かしてあそんでいます。
今子どもたちが気に入っているあそびが〈だるまさんがころんだ〉です。
この日は、だれからともなく「だるまさんがころんだやる人~!」と声が上がると「私もやりたーい!」「俺もやる!」とあっと言う間にメンバーが集まりました。

「だーるまさんが・・・」


〈だるまさんがころんだ〉は少人数でも十分な全身運動ができる昔ながらのあそびです。
オニの声を聞きながら、走ったり止まったり、時折フェイントをかけるオニの声に引っかかりながらも、笑顔を浮かべながらみんなで楽しんでいました。

「ころんだ!」


あそびの中でいろいろな姿勢で静止しなければいけないので、自然と体幹を含む多くの筋力が養われていきます。

「ストップ!」


脚力、体幹力、バランス能力の向上(子どもと姿勢研究所 参照)
オニの声に合わせて体をピタッと止めたり動き始めたりするため、脚力の向上や、止まった姿勢を維持するために一定の時間不安定な姿勢でバランスをキープしたりする中で、バランス感覚も養われていきます。

このような伝承遊びは、異年齢でも子どもたちが全員でずっと遊び続けることができます。順番が来るまで座って待つなどといった時間がないので、短時間でもそれぞれに合った運動量で、満足度の高いあそびができます。